2008年1月9日水曜日

超シンプルなさとり方(エックハルト・トール著)からの引用

 第2章「今に在る」ことができれば、人生の苦しみは消える 「時間は幻」だと理解しよう より

 時間の概念を捨てましょう。時間は、幻に過ぎないからです。時間と思考とは、言わば「一心同体」で、互いにはなれることができません。頭から時間の概念をとりはらうと、思考活動はぴたりとやみます。 つまり、「思考とひとつになる」ことは、「時間のわなにはまる」ことなのです。そうすると、ほぼ自動的に「記憶」「期待」「不安」だけを糧にして、人生を送るようになります。過去と未来にばかり没頭し、「いま、この瞬間」というものを貴ばず、ありのままに受け入れようともしません。過去のアイデンティティのよりどころにし、未来を目標達成の道具にして、執着心を抱くようになります。「過去も未来も幻である」ということこそが真実なのです!時間に、つまり「過去と未来」に焦点を当てるほど、もっとも貴い「いま」を見失ってしまいます。

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